注意喚起!筆者、アテネの地下鉄内で財布をすられる
満員電車には要注意?!全ての現金及びクレジットカードを入れた財布が盗まれた筆者の運命は?アテネの警察は対応最悪?
筆者は2023年4月、アテネの地下鉄で財布をすられ、全ての現金及びクレジットカードを失いました。今回は注意喚起の意味を込めて、スリに遭った状況や被害額、その後の対応、無一文になった筆者の運命についてお伝えします。
スリに遭った状況について
■宿泊地の最寄り駅「オモニア」駅から地下鉄に乗車
筆者はアウトレット取材に向かうため、現地時間午前8時50分過ぎにオモニア駅(※写真はオモニア広場)から地下鉄2号線でシンタグマ駅に向かう電車に乗車しました。
■乗車した電車は満員
通勤時間帯だったためか、乗車した電車は身動きすることが難しいほど混雑していました。
■ギリシャ人と思われる中年男性にしつこく話し掛けられる
オモニア駅を出発して間もなく、ギリシャ人と思われる中年男性が電車のドアの上にあるマップを指差しながら英語でしつこく質問をしてきました。
質問内容は「この電車はどこに行きますか?」「この電車はシンタグマ駅に行きますか?」「この電車は〜駅に行きますか?」といったものです。筆者は何も考えず、マップを指差しながら質問に答えていきました。
そして、その男性はオモニア駅の次の駅「パネピスティミオ(Panepistimio)駅」で何事もなかったように下車していきました。
■シンタグマ駅でスリ被害に気付く
パネピスティミオ駅の次の駅になるシンタグマ駅で乗り換えのために下車(午前8時55分過ぎ)。チケットを確認しようとポケットに手を入れますが、あるはずの財布がありません。違うポケット、バックパックなどを確認しても財布はなく、ここでスリに遭ったと自覚しました。
スリって気付かないの?
記事を読まれている方には、財布を盗まれて気付かないのか?という疑問があると思います。
筆者はズボンの右前ポケットに財布を入れていましたが、本当に気付きませんでした。ポケットに犯人の手が触れる、肌に伝わる違和感などは全くありませんでした。それは相手がプロだからだと思います。なぜプロと言い切れるのか。それはスリに遭ってクレジットカードを使われるまで、5〜7分ほどだったためです。
不正利用をされた店名が実在するものではなさそうだったため、携帯端末で不正利用が行われたのではないかと筆者は考えています。「財布を盗む」⇒「使う」という一連の行為がシステム化されている可能性が高く、実行犯はスリのプロであると考えています。
スリ被害について
■持っていた全ての現金及びクレジットカードが盗まれる!
主な被害は以下の通りです。
- 財布
- クレジットカード4枚(楽天カード2枚、セゾンカード1枚、DCカード1枚)
- 現金(日本円で約4万円)
財布に入れていたクレジットカード、現金が多過ぎると思われた方がいるかもしれません。
これには理由があり、まずクレジットカードは楽天カードが決済できないことがよくあるため、保険として他社のクレジットカード2枚を持っていきました。全てを財布に入れていた理由は、宿泊先のホテルにセキュリティボックスがなかったこと、立地面や価格面からホテルが信用できなかったこと、そして何より世界中の都市に行って今までスリや恐喝に遭ったことがないから大丈夫だろうという慢心です。
現金については、何か悪いことが起こった時に使おうと入れていた3万円(日本円)と60ユーロほどの現金です。その3万円が何かあった時に使えないという笑うに笑えない状況になってしまいました。
スリに遭った後の対応について
スリに遭った後、やらなければならないことが以下の2点です。
・クレジットカード会社に連絡
・警察に盗難届を出す
なお、シンタグマ駅の警察官にスリに遭ったことを伝えると、「クレジットカード会社に連絡しなさい」、「そしてツーリストポリス(観光客向けの警察署)に行きなさい」と言われ、ツーリストポリスの住所が書かれた紙を渡されただけでした。犯人の特徴を聞かれることはありませんでした。なお、その場に同じようにスリに遭った人(WHOのテドロス事務局長似)もいました。
これから上記の2点について、筆者が行った対応をお伝えします。
クレジットカード会社に連絡
シンタグマ駅の構内は電波が悪かったため、改札を出てシンタグマ広場から電話を掛けることにしました。まず最初にお伝えしたいのは、【PR】楽天モバイルは神です。本当に神です。楽天モバイルは海外でも使える都市が多く、アテネでも問題なく使用できました。そのため、ストレスなく迅速に、日本国内にいる感覚で各クレジットカード会社に電話(※無料)ができました。
※アプリ(Rakuten Link)経由の通話(日本から日本、利用対象国の海外から日本)は無料で、フリーダイヤルにも普通に電話ができました。楽天セキュリティセンターなどは市外局番になるため、結果として楽天モバイル最強です。
それではここから、各クレジットカード会社に連絡した状況をお伝えします。
- 楽天カードに電話(午前9時1分)
⇒本人確認後、カードの利用停止を依頼。その際に3件の不正利用が発覚、合計1200ユーロ(約17万7000円)が使われていました。
- DCカードに電話(午前9時13分)
⇒本人確認後、カードの利用停止を依頼。こちらは限度額が少なかったためか、不正利用はありませんでした。なお、DCカードはSuica機能が付いていましたが、Suicaの残高は再発行のクレジットカードに移行されるということでラッキーでした。
※三菱UFJ系のクレジットカードは、MUFGカード、NICOSカード、DCカードなどがあるため、事前にどのカードが把握しておいた方が良いと思います。
- セゾンカードに電話(午前10時19分)
⇒楽天カードに電話した後、アプリ経由でカードの一時停止を行っていたため、最後に連絡。本人確認後、カードの利用停止及び再発行を依頼。そこで1件の不正利用が発覚。350ユーロ(約5万2000円)が使われていました。なお、DCカードに連絡した後、楽天セキュリティセンターの方などとやり取りをしていたため、セゾンカードへの連絡は午前10時になっています。
※カードの利用停止については、【契約者名】、【生年月日】、【登録電話番号】、【登録住所】を伝えるだけで迅速に行うことができました。
■改めて、楽天モバイルは神です
最後に大切なことなので、何度も言います。楽天モバイルは神です。通話無料で、日本にいる時と同じように電話できたことで本当に救われました。コレクトコール、通話料の確認など煩わしいことはありません。海外によく行かれる方には【PR】楽天モバイルをおすすめします。
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警察に盗難届を出す
現地警察に盗難届を出す理由は、クレジットカードの不正利用分の補償を受けるためになります。後日、盗難に遭った際の状況などを記載した書類と盗難届の写しを同封して、カード会社に送ることになります(※クレジットカード会社により異なります)。
■ツーリストポリスの対応
筆者は世界一周中のアテネ滞在時にネットでクレジットカードを不正利用され、盗難届を巡ってアテネの警察をたらい回しにされた過去があるため、ギリシャ警察の対応がダメなことを知っています。
面倒になることを想定しつつ、スリ男が下車したパネピスティミオ駅近くにあるツーリストポリスに向かいました。ツーリストポリスでは若い男性警察官が対応してくれましたが、スリに対する同情的な態度はなく、盗難届を出せば保険で補償されるんだろというような態度。さらに、英語も上手ではありませんでした。
盗難届の用紙をもらい、補償を受けるために不正利用の内容を用紙に書いてもいいですか?と質問するも、いいから書けという反応。書き終えた用紙を渡すと、何でこんなこと(不正利用の内容)を書くんだと言ってくる始末。レポートを書いてもらわないといけないため、書くと言いましたよね?と強く言うことは出来ず、盗難内容がクレジットカードだけの場合、補償が受けられない可能性があると何度も説明しました。
そして、世界一周中にアテネの警察署で作成してもらった用紙の写真を見せると、この用紙に書けと違う用紙を出してきました。その間、同僚3人、上司1人となにやら雑談をしながら、ダルそうな感じで対応され、あたかもこちらが犯罪者のような対応でした。記入を終えると、数枚の報告書にサインし、無事にレポート(※写真)をもらうことができました。なお、レポートをもらうまで1時間ほど掛かっています。
※盗難内容がクレジットカードのみでも補償が受けられるか、カード会社に連絡した際に確認した方が良いと思います。そちらの方が所要時間は断然短くなります。
■気になったスリを容認している態度
ギリシャ警察はスリを容認していると、筆者は考えています。それは何故か、スリの状況や実行犯に関する質問が全くなかったためです。それどころか、どうせ被害は保険でカバーされるんだろ?といった態度で接してきます。スリのような軽犯罪を容認することで、暴動などに発展しないようにガス抜きをしているのだと思います。
無一文になった筆者の運命は?
現金はもちろん、持っていた全てのクレジットカードを盗まれたため、現金を得る手段が全くないという状況に陥ってしまいました。
■今後のスケジュールについて
スリに遭ったのが、取材後半だったことは幸運でした。スリに遭ったのが金曜日、日曜日の飛行機でシンガポールに行き、14時間待ちの後、成田に向けて出発というスケジュールでした。帰国までの時間が短かったため、緊急クレジットカードの発行などは行いませんでした。帰国までの必要なお金は以下の2つです。
- 食費
- アテネ国際空港までのバス代
■食事をどうするか
街中にあるオレンジを食べるしかないと思い、ツーリストポリスでオレンジを食べていいか質問するも、NOという答えで絶望の淵に突き落とされました(※後々知ることになりますが、オレンジは渋すぎて食べられないということでした)。さらに悲劇だったのが、搭乗予定の飛行機がLCCのスクートで、食事をオーダーしていなかったことです。スリにあった当日はご飯を食べていなかったため、丸3日は食べない覚悟をしました。
■アテネ国際空港までの移動について
グーグルマップで確認するとシンタグマ広場から空港までは約26キロ、徒歩で約5時間半ということが分かりました。それなら余裕だと言うことで、空港まで歩いて行くことを決意しました。
筆者を救ってくれた2人の恩人
■アフリカ系アメリカ人女性のケリーさん
ツーリストポリスで全ての手続きを終えて建物を出ると、走ってアフリカ系アメリカ人女性が呼び止めてくれました。その女性もスリ被害に遭い、ツーリストポリスにいた方でした。
全ての現金及びクレジットカードを失い、食べるものがないのでオレンジを食べてもいいですか?という会話を聞いていてくれて、これで何かを食べてと6.3ユーロを渡してくれました。あなたもスリに遭った方なので申し訳なくて受け取れませんと話すと、私はすぐに帰国するし、お金は別にあるからと6.3ユーロを強引に手渡してくれました。食べ物に対する不安からの開放、スリに遭った自分自身の情けなさ、その女性の優しさに目から涙がこぼれました。御礼を言い、メールアドレスを教えてもらい、その女性と別れました。
アテネ国際空港までのバスは片道5ユーロ(その日の特別料金)と書かれていたため、1.3ユーロを食費として使うことにしました。筆者の知るコスパの高い食べ物は「バナナ」か「袋ラーメン」です。モンティスラナキ駅の近くで見かけたバナナはキロ約2ユーロで買うのを諦め、パネピスティミオ駅近くのスーパーマーケットで一つ0.55ユーロの袋ラーメンを発見しましたが、一度ホテルに戻ってから再度コスパの良い食べ物を探すことにしました。
■宿泊ホテルのフロントのヴィッリさん
宿泊していたホテルに戻り、フロントにいたヴィッリさんに全ての事情を話し、ホテルで余っている食材など無料で食べることができるものはありませんかと質問しました。そして、盗難届を見せようとしたところ、あなたを信じるから盗難届は見せなくていいと言ってくれ、8ユーロを手渡してくれました。申し訳ないので受け取れませんと言うと、日本人はギリシャ人より尊敬できる、必要だろうから受け取りなさいと言ってくれました。人徳のない筆者でもここまで優しくしてくれる人がいたんだと目から涙が溢れ出ました。
部屋に戻り、手持ちの14.3ユーロの使い道を考えました。3.3ユーロで袋ラーメンを6つ購入し、6ユーロを空港までのバス代として、残りの5ユーロは帰国時の交通費などとして残すことにしました。パネピスティミオ駅近くのスーパーマーケットに袋ラーメンを買いに行くことにし、フロントで再度ヴィッリさんに御礼を言い、袋ラーメンを6つ購入しました。レジの中年女性がとても人当たりの良い方だったのが印象的でした。
そしてホテルに戻り、頂いたお金で食事を買い、残ったお金でバスに乗って空港に行くことができます、本当にありがとうございましたとヴィッリさんに伝えました。すると、お金は自由に使いなさい、今は手持ちがないけど夜勤明けに20ユーロを渡すと言ってくれました。さすがに貰い過ぎなので、頂いたお金で食事もできてバスで空港にも行けるので大丈夫ですと伝え、部屋に戻りました。そして、次の日起きてみると、ドアの隙間から20ユーロ札が部屋に入れられていました。
ここで考えたことは、頂いた28ユーロは将来返せばいい、ヴィッリさんの良心を断ってばかりでは逆に申し訳ない、まずはしっかりアテネ滞在を楽しもうということです。朝の出発時にヴィッリさんはフロントにいませんでしたが、予定していた遺跡取材などを行い、充実した時間を過ごすことにしました。そして、夕方にホテルへ戻るとヴィッリさんがいたため、今日はこんなところに行って、〜が素晴らしかったなどと嬉しそうに報告すると、笑顔で微笑んでくれました。またアテネに来るので、その時にお金は返します、ぜひ日本食でも一緒に食べましょうと最後の別れを言おうとすると、明日は早番だからまた会えるよと笑ってくれました。
そしてチェックアウトの朝(午前8時前)にフロントに行くと、ヴィッリさんが出迎えてくれ、握手をして改めて御礼を言い、必ず戻って来ますと言って別れました。
■2人のおかげでスリ被害が無かったことに
ケリーさん、ヴィッリさんから合計34.3ユーロを貰ったことで、食事はもちろん、シンガポールのトランジット時の入国及び取材、成田空港から都内への交通費を出すことができました。2人のおかげでスリに遭わなかった場合と同じように過ごすことができ、本当に感謝しかありません。
■今後について
フィラデルフィア在住のケリーさんには帰国時にメールで改めて御礼を言い、フィラデルフィアもしくは日本で会いましょうということになりました。
ヴィッリさんについては、2023年10月にお金を返しに行きました。お世話になったホテルに行くと、ヴィッリさんはおらず、別のホテルで働いていました。翌日、ヴィッリさんに会いに行き、お金を返そうとしましたが、これは受け取れないと言われ、受け取ってはくれませんでした。しかし、日本から持っていったお土産を渡すと、嬉しそうに受け取ってくれました。少し忙しい時間だったため、改めて御礼を言い、その場を後にしました。今でもヴィッリさんには感謝しかありません。
不正利用されたカードの補償について
■楽天カードの場合
補償を含む楽天カードで行った手続きなどは以下の通りです。
- カードの利用停止(3月31日)
- 新しいクレジットカードの送付(約1週間後)
- 書類及び盗難届の写しの送付(4月中旬に送付)
- 不正利用の料金の引き落とし(※)
- 引き落とされた不正利用の料金の返金(5月中旬)
不正利用の料金が一時的に引き落とされましたが、クレジットカードの再発行などの対応は楽天カードが一番早かったです。提出書類はカード1枚に対して2枚あり、筆者は4枚書くことになったので少し大変でした。記載内容は盗難時の状況などです。
※筆者の場合、不正利用された料金は引き落とされ、必要書類を提出して補償対象になった場合に返金されるようになっていました。
■セゾンカードの場合
補償を含むセゾンカードで行った手続きなどは以下の通りです。
- カードの利用停止(3月31日)
- 新しいクレジットカードの送付(約10日後)
- 書類の送付(4月中旬)
セゾンカードの場合は不正利用の料金が引き落とされることはなく、盗難届の提出も求められませんでした(※)。必要事項を提出する書類が届いたのはセゾンカードが一番早く、記載内容は具体的な盗難の状況などでした。なお、書類提出後、5ヶ月近く経ちますが、連絡はありません。不正利用の料金が引き落とされていないため、筆者としては補償されたという認識です。
※場合によっては盗難届の提出が求められることもあるかもしれません。
無一文になった際の解決方法について
■ウエスタンユニオン国際送金サービス
ウエスタンユニオンはアメリカに本社を構える金融、通信などを手掛ける企業で、ニューヨーク証券取引所に上場しています。ウエスタンユニオン国際送金サービスを使えば、オンラインで送金手続きができ、銀行振込もしくは現金支払い(最寄りの加盟店で支払い)で送金し、早ければ数分後に現地加盟店で現金を受け取ることができます。
そのほか、VISAブランドのカードを使用している場合は、以下のサービスを受けられる可能性があります。
- 海外緊急再発行サービス(カード)
- 海外緊急キャッシングサービス
■日本国大使館はお金を貸してくれません
海外で無一文になった場合、日本国大使館に相談することも考えますが、“国”として個人にお金を貸すことはしていません。大使館員“個人”がお金を貸してくれる可能性はありますが、可能性は低いと思ってください。そのため、大使館に行くという無駄な努力より、ウエスタンユニオン国際送金サービスなどを使った方が良いと思います。
筆者がみなさんに伝えたいこと
絶対にスリに遭うことはないと思われている人がいると思います。筆者もそうでした。しかし、そのような考えは捨ててください。いつ・どこで・どのようにスリに遭うか分かりません。また、そのような慢心がスリとは異なるトラブルにつながる可能性があります。
また、財布が盗難されても無一文にならないように、クレジットカードや現金は2ヵ所もしくは3ヵ所に分散して持つようにしてください。当たり前のことかもしれませんが、旅に慣れてくるとそれが面倒になり、心に隙ができてきます。
■スリに遭った良かったこと
絶望の淵にいた筆者を救ってくれたアメリカ人女性、そしてホテルのフロントの男性。今までの人生でここまで優しくしてくれた人に出会ったことがなかったため、ある意味スリに遭って良かったとも思えるようになりました。困っている人を助ける優しい心、自分自身の行動や態度を改める良いきっかけになったと思います。そのような考えが得られただけでも、失った金額以上の価値があったと今は思います。
■スリ対策で購入したシークレットベルト
また、今後同じような被害に遭わないため、戒めのためにシークレットベルトを購入しました。使用感などは2023年10月の取材後に記載する予定です。似たような商品はAmazonでも販売されていますので、気になる方は購入を検討してみてください。
■最後に
筆者は支援してくれる人がすぐに見つかったため、とても運が良かったと思います。筆者のようにならないためにも、現金及びクレジットカードを2〜3ヵ所に分けて保管してください。また、最悪の事態にはウエスタンユニオン国際送金サービスなどのサービスを利用することで対処すれば良いと思います。対処方法を知っていれば、不測の事態にも落ち着いて対処することができます。
以上、この記事を読んでいる皆さんがスリ被害に合わないように祈るとともに、体験談として参考になれば幸いです。
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