エレバンの観光地10選!バスで周辺の世界遺産に行ける?

エレバン

アルメニアの首都「エレバン」に行こう!

エレバンでノアの箱舟伝説で知られる「アララト山」を見るならどこ?路線バスに乗ってエレバン周辺の世界遺産に行ける?聖遺物「ロンギヌスの槍」が展示されている場所とは?

今回はアルメニアの首都「エレバン」及びエレバン周辺にある世界遺産「エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡」、「ゲガルド修道院とアザト川上流域」の観光スポット10ヵ所を紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

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エレバンの印象的な観光地

1.エレバン歌劇場(Օպերայի և բալետի ազգային ակադեմիական թատրոն)

エレバン歌劇場はエレバン中心部に位置するオペラ劇場です。新古典主義建築家のアレクサンダー・タマニアン(Alexander Tamanian)によって設計され、1933年に開業しています。現在もバレエなどが上演されているほか、特徴的な建物を一目見るだけでも思い出に残ると思います。

住所:54 Tumanyan Str., Yerevan(地図
公式サイト:https://www.opera.am/

2.カスケード(Կասկադ)

カスケードは芸術センターなどが入る複合施設。アレクサンダー・タマニアンが発案者だと言われ、1976年〜1980年に建設されています。芸術センター目的というより、572段の階段から見る景色が見所です。20時台でも兵士による警備が行われており、女性でも安心して訪れることができます。なお、こちらの階段からノアの箱舟伝説で知られる「アララト山」を見ることもできます。

住所:10 Tamanyan St, Yerevan(地図

■アララト山

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3.共和国広場(Հանրապետության հրապարակ)

共和国広場は1926年〜1977年に建設された広場。建築家「アレクサンダー・タマニアン」が設計を担当。1940年〜1990年までレーニン広場と呼ばれ、レーニン像が立っていましたが、現在は撤去されています。広場にはアルメニア国立美術館、歴史博物館(国立美術館と同じ建物)、総督府、マリオットホテルなどがあります。そのため、多くの観光客が集まるエリアになっています。

住所:5GH7+33C, Yerevan(地図

4.ツィツェルナカベルト(Ծիծեռնակաբերդ Հայոց ցեղասպանության հուշահամալիր)

ツィツェルナカベルトはアルメニア人虐殺(1915年〜1916年)の慰霊碑です。犠牲者の数は言及しませんが、オスマン帝国末期に政権を握っていた「統一と進歩委員会」によって虐殺が行われています。観光地として気軽に訪れる場所ではありませんが、平和はもちろん、アルメニアの文化や歴史を考える上で訪れるべき場所として紹介しています。

営業時間:11:00〜16:30(月曜日は定休日)
料金:無料
住所:8, 8 Tsitsernakaberd Hwy, Yerevan(地図
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5.聖アストヴァトサツィン・カソーギケ教会(Սուրբ Աստվածածին Կաթողիկէ Եկեղեցի)

聖アストヴァトサツィン・カソーギケ教会は1264年以前に建てられた教会。エレバンで最も古い建造物の一つです。創建当時の物と思われるレリーフ?などが見所です。アルメニアは世界で初めてキリスト教を国教に定めています(301年)。エレバンの中心部に位置していること、アルメニアの文化を知る意味でも訪れておきたい場所になります。

住所:17 Abovyan St, Yerevan(地図

世界遺産(エチミアジン)

エチミアジン(Վաղարշապատ)はズヴァルトノッツ国際空港の西に位置する街です。教会群などは「エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡」として世界遺産に登録されています。

■エレバンからエチミアジンへの行き方

  • 地下鉄M1「Yeritasardakan」駅近くのバス停から「99」番のバスに乗車
  • アルノ・ババジャニャン通り(Առնո Բաբաջանյան փողոց)のバス停で下車
  • アドミラル・イサコフ大通りのバス停まで歩いて、「203」番のバスに乗車
  • エチミアジン大聖堂など目的地付近で下車

※バス停の位置は以下のGoogleマップで確認してください。

Googleマップ

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6.エチミアジン大聖堂(Էջմիածնի Մայր Տաճար)

エチミアジン大聖堂は4世紀初頭に建てられたと言われている大聖堂です。古代アルメニアで建てられた最初の大聖堂で、世界最古の大聖堂の一つとも言われています。敷地内にはロンギヌスの槍などが展示されている博物館などもあり、キリスト教信者のみならず、多くの観光客も訪れています。

開館時間:9:00〜18:00
住所:1 Araratyan Street, Vagharshapat(地図

■博物館

大聖堂入口の向かい側の辺りに博物館のチケット売場があります。関係者の付き添いで博物館に行く仕組みになっており、一人で行った場合は複数人になるまで待たされることがあります。

筆者が2024年に訪れた際のチケット料金は1500ドラム(約600円)。案内された博物館は一つの部屋しか公開されておらず、展示物も多くありませんでした。ロンギヌスの槍(※写真)は展示されていましたが、説明文などは一切ありませんでした。よって、ロンギヌスの槍に余程の思い入れがない限り、行く必要はないと思います。

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7.聖リプシメ教会(Սուրբ Հռիփսիմե եկեղեցի)

聖リプシメ教会は618年頃に建てられたと言われているアルメニア使徒教会。アルメニア初のキリスト教殉教者の一人である聖リプシメ(290年頃死去)が殉教した場所に建てられています。筆者が訪れた際は20人ほどの現地人がおり、滞在するのがはばかられるような雰囲気でした。

なお、清潔感はありませんが、無料のトイレ(教会内ではありません)があります。エレバン方面に向かうバス停が近くにあるため、大聖堂から歩いてこちらの教会を訪れ、バスに乗ってエレバンに帰るコースがおすすめです。ただし、バスは混雑している可能性があります。

開館時間:24時間?
料金:無料
住所:85 Mesrop Mashtots Street, Vagharshapat(地図

世界遺産「ゲガルド修道院」へ

エレバンから東南に行った場所にある「ガルニ(Garni)」の近くに世界遺産「ゲガルド修道院とアザト川上流域」があります。これからガルニへの行き方、世界遺産のゲガルド修道院のほか、ガルニの観光地「シンフォニー・オブ・ストーンズ」と「ガルニ神殿」を紹介します。

■エレバンからガルニへの行き方

  • バス停「Yeritasardakan」などで5、8、22、35番のバスに乗車
  • エレバン動物園の東にある「Gai Statue」付近のバス停で下車
  • Ardshinbank付近(※写真)に停まっている「266」番のバスに乗車
  • ガルニのAlekyan通り、Marzpetuni通りの十字路のバス停で下車

※ガルニのバス停で各観光スポットに行くタクシーの営業の人がいます。筆者が2024年に訪れた際はゲガルド修道院⇒ガルニ神殿⇒バス停で3000ドラムでした。

筆者はシンフォニー・オブ・ストーンズを加えて5000ドラムのコースにしましたが、その場合、案内がガルニ神殿までになり、ガルニ神殿からバス停まで徒歩になる点には注意が必要です。

■Gaiメガモールについて

ガルニ行きのバスに乗車するガイ(Gai)にはメガモールというショッピングモールがあります。ベルシュカなどのファストファッションブランドが入り、KFCやピザハットなどが入るフードコートがあります。さらに無料のトイレが利用できるため、ガルニ行きのバスを待つ間、ガルニから戻ってきた際に利用したいモールです。

※バス停の位置は以下のGoogleマップで確認してください。

Googleマップ

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8.ゲガルド修道院(Գեղարդի վանք)

ゲガルド修道院はアルメニア使徒教会の創設者「グレゴリウス1世(257年頃〜328年頃)」によって4世紀初頭に建てられた教会が起源。上記の通り、世界遺産に登録されています。複合施設の中核をなす礼拝堂は13世紀に建てられた建物になります。ロンギヌスの槍は元々こちらの修道院に保管されていました。洞窟内にある礼拝堂にはかなり昔のものと思われる彫刻などがあり、歴史のロマンのようなものを感じることもできます。

開館時間:9:00〜18:30
料金:無料(トイレは100ドラム)
住所:4RR9+74, Mets Gilanlar(地図

9.シンフォニー・オブ・ストーンズ(Քարերի սիմֆոնիա)

シンフォニー・オブ・ストーンズ(※世界遺産ではありません)はガルニ渓谷にある玄武岩の柱状節理のことです。溶岩がゆっくりと冷やされることでこのような柱列になるようで、この辺り一帯で写真のような玄武岩の柱状節理を見ることができます。

ただし、タクシーで行く場合はドライバーの待ち時間が30分ほどで、奥に進み過ぎると時間内に帰って来れなくなる可能性があります。なお、日本では兵庫県豊岡市の玄武洞公園などで似たような玄武岩の柱状節理を見ることができます。

営業時間:24時間?
料金:300ドラム
住所:4P8R+8HM, Garni(地図
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10.ガルニ神殿(Գառնու հեթանոսական տաճարը)

ガルニ神殿(※世界遺産ではありません)は太陽神ミフルを祀る神殿として、アルメニア王「ティリダテス1世」の治世中の77年に建てられたと言われています。アルメニアはローマ帝国に従属しており、敷地内にはローマ浴場の遺跡などもあります。また、ガルニ神殿からシンフォニー・オブ・ストーンズを見ることもできます。なお、入口のチケット売場はタッチ決済完備でした。

営業時間:9:00〜21:30
料金:1500ドラム
住所:4P7H+3VF, Garni(地図

最後に

■入国審査について

入国審査官は50代くらいのおじさんで、名前、滞在目的、宿泊するホテルを質問されました。質問はそれだけでしたが、ホテル名などの入力を人差し指スタイルで行っていたため、入力の待ち時間が長かったです。また、最初はにこやかな感じでしたが、パスポートチェックの際にアゼルバイジャンのスタンプを見て以降、態度が冷たくなったのが印象的でした。

以上、今回はアルメニアの首都「エレバン」の観光スポット及びエレバン周辺にある世界遺産を紹介しました。エレバンの街を歩いた限りでは治安面で問題があると感じなかったため、普通に街歩きが楽しめる都市だと思います。

なお、エレバン中心部では世界遺産を巡るツアーの勧誘が行われています。エチミアジン大聖堂、ゲガルド修道院などを1日で巡るツアー(プライベート)が1万5000ドラムほどでありました。バスの不自由さなどを考慮した場合、そちらを利用した方が良いと思います。

※今回紹介した観光スポットの場所は以下のボタン(Googleマップ)から確認してください。

Googleマップ

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