ウズベキスタンの首都「タシケント」から青の都「サマルカンド」までバスで行こう！
出発早々トラブル発生？何があった？タシケントバスターミナルのトイレは有料？運転手はクラクション鳴らしまくり？
飛行機でタシケントに行った後、価格の安いバスでサマルカンド行きを検討されている方がいると思います。今回はチケット購入の状況、乗車したバスの状況などを記載しています。バス移動を検討されている方はぜひ参考にしてください。
タシケントからサマルカンドへバスで行く
タシケントバスターミナルへ
サマルカンド行きのバスが発車するタシケントバスターミナルの最寄り駅は地下鉄1号線「Olmazor」駅になります。
筆者がOlmazor駅（※写真）の出口を出ると、客引きが行き場所を叫びながら客引きを行っていました。地下鉄駅の写真を撮っていたところ、30代くらいの男が写真を撮っただろといちゃもんをつけてきました。あっちへ行けというジェスチャーで追い払った後、写真を確認してみると、写真に写っていない人物でした。
そのようなことがあり、トラブルを防ぐため、バスターミナルの外観写真は撮影していません。
チケット購入、ターミナルへ
バスターミナルの入口で荷物検査がありましたが、やっていないに等しかったです。チケット売り場は多く、購入者で混み合っているという状況ではありませんでした。しかし、販売員のお姉様方が「私のところに来るなよ」オーラを全開で出していたことが印象的でした。
チケット料金はタシケントからサマルカンドまで片道5万スム（約600円）。筆者は現金で支払いました。チケット購入前は冷たそうな販売員でしたが、出発時刻（11時30分）やバスの番号（043）、ターミナルの数字（3）を丁寧に教えてくれました。
ターミナルに行ってみると、指定されたバスがターミナル4に停車していたほか、11時25分を過ぎてもバスのドアが開きませんでした。なお、ターミナルのトイレは有料で、料金は3000スムでした。
いよいよ出発
結局、11時30分前にドアが開き、バスは11時40分頃に出発しました。乗車率は50％ほど。しかし、出発後すぐに15分ほど謎の停車がありました。理由は分かりませんが、状況的にチケットを買っていない人が乗っているという感じでした。
再度出発するも、すぐに停車し、ドライバーが交代するという事態が発生。その間、60代くらいの女性が冷房で寒いと乗務員を怒鳴り散らし、天窓を開けさせていました。これなら地下鉄駅前で客引きをしていたバス？に乗車した方が良いのではないかと思うほどでした。
■男性に何かを渡すバスの関係者
その後、30分くらい走ったところで謎の給油休憩があるなど、序盤は全くと言っていいほど順調ではありませんでした。地図でタシケント⇒サマルカンド間の道を確認すると、カザフスタンを通るショートカットの道がありますが、そちらは通らずウズベキスタン国内の道を通るルートでした。
■休憩場所
その後、「Akaltyn」という場所のパーキングエリアのような場所（地図）で休憩（13時48分頃）になりました。強制的にバスを降ろされるため、バスの車内に留まることはできません。小さなコンビニにような商店、ハンバーガーやホットドッグなどを販売する店舗、アイスクリームを販売する店舗などがあったほか、無料のトイレもありました。20分ほど滞在した後、バスは出発しました。
■道中の景色
道中は「どけろ」という意味で、運転手がクラクションを鳴らしまくり、信号待ちの際に文句を言い合う場面がありました。とにかくクラクションを鳴らすのであまり良い気分はしませんでした。また、バスの天窓が開けられていたため、車内が暑くなり、快適性も失われていました。
いよいよサマルカンドへ
その後、15時40分くらいに「Gallaorol」という場所の商店が並ぶエリア（地図）でバスが停車。しかし、乗客は外に出ることができず、3分後くらいに出発しました。
■サマルカンドに到着
結局、サマルカンドのバスステーションには16時50分頃に到着。11時40分頃にタシケントを出発したため、約5時間ほどのバス旅でした。ただ、序盤のゴタゴタがなければ、4時間半ほどで行くことができたのではないかと思います。
※写真右側のバスが今回乗車したバスになります。
最後に
気にしていた道中の道については、ガタガタしている道もありましたが、概ね問題はありませんでした。景色は畑メインですが、道端で野菜などを売る人達など所々に垣間見れる現地の人達の生活が印象に残りました。
座席も問題なく、また利用したいと思えるバス旅だったと思います。タシケントからサマルカンドまでバス移動を計画されている方はぜひ参考にしてください。
