【物価天国】ホーチミンの旅カルテ!治安より注意すべき点とは?

ホーチミンのベンタイン市場(Ben Thanh Market) ホーチミン

旅の通知表「旅カルテ」!

今回はベトナムのホーチミンを取り上げます。

ベトナム戦争で北ベトナムを率いたのがホー・チ・ミンであり、南ベトナムの首都サイゴン陥落を受けてホーチミンに改名された歴史を持ちます。そのため、旧名であるサイゴンの方がしっくりくる人もいるかもしれません。

知っているようであまり知らないベトナム・ホーチミンについて、治安や物価、街並みなどを独自に評価しています。ぜひ、ホーチミン観光の参考にしてみてください!

ベトナム・ホーチミン観光の旅カルテ

評価項目5段階評価
おすすめ度★★
治安★★★★
物価★★★★★
街並み★★
交通機関
英語力
美女・イケメン比率★★★
日本車比率★★★★

ホーチミン(※参考値)の気温と降水量

ファンチェットの平均最高・最低気温(グラフ)

ファンチェットの平均降水量(グラフ)
※出典:気象庁ホームページ(http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/climatview/frame.php)などのデータを基に筆者作成。ホーチミンから約200km離れたファンチェットのデータを使用。

ベストシーズンとは?

乾季である11~4月がベストシーズンになります。

その一方、5~10月が雨季になり、急に激しいスコールになることもあります。1日中降り続くことは少ないですが、激しく降ることが多いので、観光に行く人は雨具を準備しておいた方が無難です。

ベトナム・ホーチミン観光のポイント解説

おすすめ度:★★

ホーチミンのベンタイン市場(Ben Thanh Market)

物価の安さは魅力的ですが、見所の少なさ、排気ガスのすごさ、社会主義国家としての異様感(特に空港)などを考慮し、おすすめ度は星2つとしました。

■見所は少ない

ホーチミンは見所が少ないです。見所はホーチミン人民委員会庁舎周辺に集中しており、1~2日で観光ができるほど。そのため、観光には少し物足りない印象を受けました。

■排気ガスのすごさにビックリ!

びっくりしたのが排気ガスのすごさ。世界一周を通して一番酷かったのがホーチミンです。

バイクの数が異常(大人1人に1台とも)で、道を渡ろうにも渡れない状況に遭遇することが多々あります。

大通りを1時間歩くと排気ガスで気分が悪くなるほどです。そのため、バイクに乗っている人もマスクをしています。道路や歩道、鉄道などインフラ整備が追い付いておらず、まだまだ課題は多いです。

■社会主義国家の異様さ

社会主義国家としての異様な雰囲気も少し気になりました。

緑の制服を着た警察官が街を監視しているかのような光景、空港でたむろしている姿、出国前(ゲート付近)にはバックパックに手を突っ込まれたことも引っかかりました。そんなことをされたのは、後にも先にもホーチミンだけです。

気にし過ぎの部分があるかもしれませんが、軍事政権や社会主義国家ではいつ何が起こるか分かりません。行動に慎重さが求められる点は観光にとってマイナス要因になります。

■ホーチミンのおすすめ観光地はこちら!

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治安:★★★★

外務省の海外安全情報でホーチミンはレベル1(十分注意)になっています。

殺人や強盗などの凶悪犯罪は少ないですが、スリや置き引き、ひったくりなどへの注意が喚起されています。

実際に滞在した感想

筆者がホーチミンに滞在中、治安に関して不安を感じる場面はありませんでした。郊外も歩き回りましたが、特に問題のある場所は見つけることができませんでした。ただ、バイクタクシーのしつこい客引きや強引な靴磨きなどには注意が必要です。

バイクタクシーについては無視すれば大丈夫ですが、靴磨きはベンチに座った瞬間、どこからともなくやってきて、磨けば勝ちといったように強引に靴を磨いてきます。終わった後、日本円で1000円を要求されることもあるので、ベンチで休憩する際は靴磨きに注意してください。

もちろん、無駄な荷物を持たない、手荷物から目を離さないといったスリ、置き引き対策は必要になります。

また、昼間でも仕事をしてなさそうな20~50代の男性が多くいたので、郊外での女性の一人歩きは注意した方がいいと思います。

物価:★★★★★

ベトナム・ホーチミンで食べたフォー

物価はとにかく安いです。

水やジュースなどの飲み物は50円弱で購入することができ、コンビニ弁当などは250円前後で購入できます。

また、コンビニエンスストアの「ファミリーマート」や「サークルK」が多くあるため、日本人にとって滞在しやすい街であることは間違いありません。さらに、安いラーメン屋は一杯200円ちょっとで食べることができ、デパート内のレストランについても400円程度から食べることができます。

なお、ホテル代(日本円換算)の目安は、3つ星ホテルが3000円台~、4つ星ホテルが7000円台~、5つ星ホテルが1万円台~になります。

最新のホーチミンのホテル代はこちらでチェック!

物価目安
水(1.5L)9000ドン
コーラ(0.39L)8000ドン
お茶(サントリー)9000ドン
パン(1つ)1万ドン
とんかつ弁当(コンビニ)5万9000ドン
カップラーメン7000ドン
ラーメン屋4万3000ドン
レストラン8万ドン~
3つ星ホテル3000円台~

※1ベトナムドン=0.0047円(2019年5月16日現在)

街並み:★★

ベトナム・ホーチミンのサイゴン・バス・ステーション付近の景色

ホーチミン人民委員会庁舎周辺は高級ブランド店が多くあり、近代的なビルなども建設されるなど、近代化を急いでいるといった印象を受けました。

少し郊外に行けば、トタン屋根の古びた商店などが密集する地区もあります。むしろ、そちらの方が生活感があり街並みとしては魅力的ではあります。

しかし、街全体を通して見た際には、景観に統一感がなく、魅力的だと感じる場所は少なかったです。そのため、評価は星2つとしました。

■ホーチミンの街並みを世界トリップ写真館でチェック!

【世界トリップ写真館】ベトナム・ホーチミン編:日立じゃなくてヒトシ?!
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交通機関:★

主要交通機関はタクシーになります。

初乗りは1万ドン~。しかし、ホーチミン人民委員会庁舎周辺に宿泊すれば、歩いてどこにでも行けるので、タクシーの利用頻度は少ないかもしれません。

路線バスも走っていますが、ベトナム語しか通じないこと、道路の混雑などでいつ来るか分からないため、おすすめはしません。そのため、交通機関の評価は星1つとしました。

なお、日本のODAにより、2020年の運行開始を目指し、地下鉄工事が行われています。将来的な渋滞緩和などが期待されるところではあります。

タンソンニャット国際空港から市内中心地へ

タンソンニャット国際空港からホーチミン市内へはエアポートバス(152番)やタクシーなどで行くことができます。

筆者はエアポートバスを利用しましたが、思ったより快適で安く行くことができました。中心部のベンタイン市場付近のバスターミナルに到着するほか、割安感からもおすすめです。

タクシーについては、パークソン付近から空港まで14万ドンくらいでした(深夜料金)。ぼったくられないためにも、ホテルのフロントにタクシーを呼んでもらいましょう。

タンソンニャット国際空港から市内への料金
タクシー13万~18万ドン
エアポートバス(152番)5000ドン

英語力:★

ホテルや高級ブランド店などでは英語が通じますが、それ以外の場所ではほぼ通じません。そのため、簡単なベトナム語を覚えておくといいと思います。

簡単なベトナム語
こんにちはシン チャオ
ありがとうカム オン
さようならタム(タン) ビエ
これをくださいトイ ムア カイ ナイ

美女・イケメン率:★★★

飛び抜けた美女・イケメンが多いとの印象は受けませんでしたが、いい意味で素朴な人が多い印象です。

服装なども質素で着飾っている美しさ、かっこよさとは違った魅力があります。なお、体形は日本人とあまり変わりません。

日本車比率:★★★★

ベトナム・ホーチミンのバイク軍団

トヨタが一番多く、続いてホンダが多い印象を受けました。

日産やマツダ、三菱なども走っています。タクシーはほぼトヨタ車で、車種はセダンやSUV、ステーションワゴンが多いです。

日本車以外では、シボレーやフォードなどのアメリカ車、ヒュンダイやKIAの韓国車などを見かけることが多かったです。

なお、交通量が非常に多く、道路を横断中も構わずどんどん突っ込んでくるので、歩行者は注意が必要になります。

最後に

ホーチミンは物価安を楽しむ場所と言えます。

ショッピングや食事のみならず、エステ、観光ツアーなどに参加するのもいいと思います。そして、近代化が進む街並みを見られることも、この都市の魅力なのかもしれません。

その一方、経済成長などに伴う交通渋滞や排気ガスの問題は喫緊の課題です。空気の悪さや見所のない街並みが観光のマイナス点になります。

滞在日数は2~3日程度で十分です。そのため、3連休や夏休みなどでも観光できるほか、日本から直行便も出ているため、訪問ハードルの低さは魅力ではあります。