ストックホルムのおすすめ観光地10選|名所から自然が楽しめる穴場まで厳選!

ストックホルム

スウェーデンの首都「ストックホルム」は、美しい水辺の景観と歴史的な街並みが調和した都市です。豊かな自然と洗練された都市文化が融合し、訪れる人々を魅了しています。

こちらの記事では、ストックホルムのおすすめ観光地を厳選して紹介。定番の名所はもちろん、自然を感じられる穴場スポットも含め、街歩きや写真撮影にぴったりの絶景ポイントを選定しています。歴史的建造物や美術館、静かな公園まで多彩な魅力を持つストックホルムを効率よく巡るための参考にしてください。

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ストックホルムのおすすめ観光地

1. ストックホルム宮殿(Kungliga slottet)

ストックホルム宮殿(Kungliga slottet)は、スウェーデン国王の公式な公邸であり、王室行事が行われる壮麗なバロック様式の宮殿。旧市街のガムラ・スタンに位置し、18世紀に完成。600室以上を有するこの宮殿は、ヨーロッパ最大級の王宮の一つとして知られています。宮殿内には複数の博物館があり、王室の歴史を深く学ぶことができます。また、衛兵交代式も人気イベントで、多くの観光客を惹きつけています。歴史と格式を感じさせるこの宮殿は、ストックホルム観光では欠かせない名所だと言えます。

開館時間:10:00〜17:00
料金:200〜220SEK
住所:Kungliga slottet, 107 70 Stockholm(地図
アクセス:地下鉄「Kungsträdgården」駅から徒歩9分
公式サイト:https://www.kungligaslotten.se/

2. ストックホルム大聖堂(Storkyrkan)

ストックホルム大聖堂(Storkyrkan)は、ストックホルム宮殿近くに位置するストックホルム最古の教会。13世紀にゴシック様式で建てられ、スウェーデン国王の戴冠式や王室の結婚式が執り行われてきました。現在も国教会として使用されています。内部は中世に描かれた天井画、15世紀に製作された聖ゲオルギウスと竜の像などが見所。ストックホルム観光の際には、王宮と合わせて訪れたい必見のスポットです。

開館時間:9:00〜18:00(シーズンにより異なる)
料金:120SEK
住所:Trångsund 1, 111 29 Stockholm(地図
アクセス:地下鉄「Kungsträdgården」駅から徒歩11分
公式サイト:https://www.svenskakyrkan.se/
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3. 国立博物館(Nationalmuseum)

国立博物館(Nationalmuseum)は、1792年に設立されたスウェーデン最大級の美術館。現在の建物は1844〜1866年に建設されたもの。館内には中世から20世紀にかけての絵画、彫刻、工芸品など70万点以上が所蔵されており、レンブラント、ルーベンス、ゴヤ、ルノワール、ゴーギャンなど世界的巨匠の作品が鑑賞できます。また、カール・ラーション、アーンシュト・ユーセフソンといった18〜19世紀のスウェーデン絵画にも力が入れられています。

2018年には大規模な改修を経てリニューアルオープンし、モダンな展示空間とカフェ、ショップが整備され、より快適にアートを楽しめるようになりました。ガムラ・スタンから徒歩圏内に位置し、観光途中に気軽に立ち寄れる点も魅力。芸術と歴史を堪能できる必見スポットです。

開館時間:11:00〜17:00(木曜は20:00まで)※木曜の17〜20時は無料
料金:160SEK
住所:Södra Blasieholmshamnen 2, 111 48 Stockholm(地図
アクセス:地下鉄「Kungsträdgården」駅から徒歩5分
公式サイト:https://www.nationalmuseum.se/

4. ノーベル賞博物館(Nobel Prize Museum)

ノーベル賞博物館(Nobel Prize Museum)は、ストックホルム旧市街ガムラ・スタンの中心に位置する、ノーベル賞とその受賞者を紹介する博物館です。旧証券取引所の建物を利用し、ノーベル賞100周年を記念して2001年に開館しています。科学、文学、経済など多分野にわたる受賞者の功績や人間性に焦点を当てた展示が特徴。受賞者ゆかりの品や映像を通じて、人類の発展に貢献した人物たちの物語を深く学ぶことができます。併設されたショップでは、ノーベル賞メダルチョコなどがお土産として人気です。

開館時間:10:00〜19:00(金曜は21:00まで)
料金:150SEK(0〜18歳は入場無料)
住所:Stortorget 2, 103 16 Stockholm(地図
アクセス:地下鉄「Gamla stan」駅から徒歩9分
公式サイト:https://www.nobelprizemuseum.se/
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5. ストールトリエット(Stortorget)

ストールトリエット(Stortorget)は、旧市街のガムラ・スタンにあるストックホルム最古の広場。13世紀以前から建物があったと考えられており、1420年に書かれた歴史書に広場の名称が記録されています。中世から商業や政治の場として機能し、1520年にはデンマーク王「クリスチャン2世」による「ストックホルムの血浴」が行われ、多数のスウェーデン貴族がこの地で処刑されました。

広場北側にノーベル賞博物館があるほか、広場にはカラフルなファサードの歴史的建物が並び、中央にはかつての生活用水源であった井戸があります。冬にはクリスマスマーケットが開催されるなど、歴史と賑わいが共存する魅力的なスポットです。

アクセス:地下鉄「Gamla stan」駅から徒歩8分(地図

6. ストックホルム市庁舎(Stockholms stadshus)

ストックホルム市庁舎(Stockholms stadshus)は、1911〜1923年に建てられたスウェーデンを代表する建築物の一つ。建築家「ラグナル・エストベリ」が設計を担当、赤レンガ造りとナショナル・ロマンティシズム建築様式の外観が特徴。高さ106メートルの塔には、スウェーデンの象徴である三つの王冠が輝き、塔の上からはストックホルムの街並みを一望できます。

内部には、ノーベル賞の晩餐会が行われる「青の間」、ビザンティン様式のモザイクが輝く「黄金の間」など見所が多数あります。内部は一般公開されており、ガイドツアーで建物の歴史や芸術を詳しく学ぶことができます。

開館時間:10:00〜16:00
料金:100SEK(塔)、150SEK(ガイドツアー)
住所:Hantverkargatan 1, 111 52 Stockholm(地図
アクセス:地下鉄「Rådhuset」駅から徒歩7分
公式サイト:https://stadshuset.entryevent.se/
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7. リクスダーゲン(Riksdagshuset)

リクスダーゲン(Riksdagshuset)は、1905年に完成したストックホルム中心部のヘルゲンズホルメン島に位置するスウェーデン議会の議事堂。ネオバロック様式と新古典主義が融合した外観が特徴。内部の一部は無料ガイドツアーで一般公開されています。なお、近隣には王宮や旧市街があり、ストックホルム観光のルートにも組み込みやすいです。

開館時間:11:30〜15:00(月〜金のみ)※ガイドツアー
料金:無料
住所:Riksgatan 1, 100 12 Stockholm(地図)
アクセス:地下鉄「Kungsträdgården」駅から徒歩8分
公式サイト:https://www.riksdagen.se/

8. モンテリウスヴェーゲン(Monteliusvägen)

モンテリウスヴェーゲン(Monteliusvägen)は、リッダーフィヨルドを挟んでストックホルム市庁舎の向かいにある崖沿いの全長約500メートルの遊歩道。旧市街やリッダーホルム教会、ストックホルム市庁舎などが一望でき、市内屈指の絶景スポットとして知られています。1998年に整備された遊歩道は、木製のフェンスやベンチが設けられ、のんびりと散策を楽しめる雰囲気が魅力。訪れる時間帯によっては混雑しますが、一度は訪れておきたい観光スポットです。

アクセス:地下鉄「Mariatorget」駅から徒歩10分(地図
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9. カステレット・ストックホルム(Kastellet Stockholm)

カステレット・ストックホルム(Kastellet Stockholm)は、カステルホルメン島にある小規模な要塞。1667年に最初の要塞が建てられ、現在の建物は1848年に再建されたもの。要塞上のスウェーデン国旗は毎日掲揚されており、国の安定を象徴する存在となっています。内部は通常非公開ですが、周辺の静かな自然環境は散策に最適。都会の喧騒を離れ、ゆっくりとストックホルム観光が楽しみたい方におすすめです。

※写真右はカステレット・ストックホルム付近から見たグローナルンド遊園地です。

アクセス:バス停(65番線)「Kastellholmsbron」から徒歩3分(地図

10. イズブラッドシェレット(Isbladskärret)

イズブラッドシェレット(Isbladskärret)は、ストックホルム中心部からほど近いユールゴーデン島西部に位置する湿地帯。数多くの水鳥が集まる貴重な自然保護エリアになっており、バードウォッチングや自然観察をする場所として知られています。静かな水辺を散策しながら野鳥や植物の観察を楽しめるため、こちらも都会の喧騒を離れ、のんびりとした時間を過ごしたい方におすすめです。

アクセス:バス停(67番線)「Thielska galleriet」から徒歩11分(地図
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最後に

ストックホルムは、歴史的な建築物や美術館などの文化的スポットに加え、街中に自然が溶け込んだユニークな都市です。今回紹介した観光地は、それぞれに異なる魅力を持ち、徒歩や公共交通機関で効率よく巡ることができます。

観光名所として名高い宮殿や大聖堂に加え、丘の上の絶景や湿地帯の野鳥観察スポットなど、ストックホルムならではの風景が堪能できるのも大きな魅力です。限られた時間でも、歴史・自然・景観をバランスよく楽しめるのがこの街の強みだと思います。ぜひ皆さんもストックホルム観光を楽しんでください。

■ストックホルムのイスラム化について

ストックホルムでは近年、中東や北アフリカからの移民の増加により、イスラム教徒の人口が増えています。写真は日曜日に撮影したストックホルム中央モスク付近です。数千ではきかないイスラム教徒がモスク前の公園を埋め尽くしていました。これがストックホルムの現実です。これ以上の言及はしませんが、ストックホルム観光を計画する前、理想と現実に落胆する前に、現状について調べることをおすすめします。

なお、今回紹介した場所は以下のグーグルマップで確認してください。

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