マリメッコだけじゃない?ヘルシンキ発のブランド10選!

ヘルシンキ

北欧デザインの象徴として世界中で愛されている「マリメッコ」。その発祥地であるフィンランドの首都「ヘルシンキ」には、マリメッコだけではなく、機能美と個性を兼ね備えた魅力的なブランドが数多く存在しています。

こちらの記事では、ファッションからライフスタイル雑貨まで、ヘルシンキ発の注目ブランドを厳選して紹介。サステナブル、ジェンダーレス、ミニマリズムなど、今の時代を映すデザインが揃っています。マリメッコファンはもちろん、北欧スタイルが好きな方、現地での買い物を検討中の方にもおすすめの内容です。

なお、ヘルシンキ中心部にある「ポフヨイセスプラナーディ通り」、ヘルシンキ中心部の西を斜めに走る「フレドリキン通り」などエリア別に紹介していますので、ヘルシンキ旅行を計画されている方は参考にしてください。

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ポフヨイセスプラナーディ通り(Pohjoisesplanadi)

1. マリメッコ(Marimekko)

マリメッコは、ヴィリオ&アルミ・ラティア夫妻が1951年に設立したブランド。社名はアルミのミドルネーム「マリア」から「マリ」を取って、「マリのドレス」という意味。鮮やかなプリントと機能的なデザインが特徴。代表的な柄に「Unikko」などがあり、大胆な柄で国際的に知られています。写真はヘルシンキ中心部にあるフラグシップストアですが、地下鉄M1・M2番線「Herttoniemi」駅から徒歩10分の場所に本社併設のアウトレット店があります。

■フラグシップストア

営業時間:10:00〜20:00(土曜は18:00まで、日曜は11:00〜18:00)
住所:Pohjoisesplanadi 33, 00100 Helsinki(地図
アクセス:トラム「Aleksanterinkatu」駅から徒歩2分
公式サイト:https://www.marimekko.jp/

2. アーリッカ(Aarikka)

アーリッカは、デザイナーのカイヤ・アーリッカ(Kaija Aarikka)と夫のエルッキ・ルオコネン(Erkki Ruokonen)が1954年に設立したライフスタイルデザインブランド。設立当初は木製のボタン販売からスタートした後、ジュエリー、キャンドルホルダー、ホームデコレーション製品なども展開するようになりました。参考価格は木製ブレスレットが40ユーロ、シルバー製ネックレスが50ユーロ、ガラス花瓶が80ユーロ。北欧らしい木材×丸形デザインが好きな方などにおすすめのブランドです。

営業時間:10:00〜18:00(土曜は17:00まで、日曜は12:00〜16:00)
住所:Pohjoisesplanadi 27, 00100 Helsinki(地図
アクセス:トラム「Aleksanterinkatu」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.aarikka.com/
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フレドリキン通り(Fredrikinkatu)

3. アイノ(aino)

アイノは、リーサ・コティライネン(Liisa Kotilainen)とヴェサ・ポイティアイネン(Vesa Poutiainen)夫妻が1990年代に設立したアパレルブランド。長く着られるようなエコで耐久性のある素材を採用し、北欧らしい機能性を重視しています。発色豊かで細部まで丁寧に仕立てられたアイテムが人気です。

商品はフィンランドで全てデザインされ、ヨーロッパのパートナー企業によって製造されています。参考価格はスプリングコートが500ユーロ前後、チュニックが180ユーロ前後、パンツが110ユーロ前後。色彩豊かな北欧デザインが好きな方におすすめのブランドです。

営業時間:10:30〜18:00(土・日は定休日)
住所:Fredrikinkatu 33, 00120 Helsinki(地図
アクセス:トラム1・2・3番線「Iso Roobertinkatu」駅から徒歩1分
公式サイト:https://www.aino.net/en/

4. フレン(FRENN)

フレンは、アンティ・ライトネン(Antti Laitinen)とヤルッコ・カリオ(Jarkko Kallio)が2013年に設立したメンズウェアブランド。「使い捨てではない、本当に長く着られる服」を目指し、高品質な欧州製の素材を用いた多用途ウェアを展開。全ての製品に1年保証の修理対応が付く点が特徴。デザインは全てヘルシンキで行われています。

参考価格はジャケットが400ユーロ、トラウザーズが200ユーロ、Tシャツが70ユーロ。北欧のミニマルなデザインが好き、日常から旅行まで着回せる丈夫な服を探している方などにおすすめのブランドです。

営業時間:12:00〜18:00(土曜日は11:00〜16:00)※日・月は定休日
住所:Fredrikinkatu 24, 00120 Helsinki(地図
アクセス:トラム「Fredrikinkatu」駅から徒歩2分
公式サイト:https://frennhelsinki.com/en
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5. カトリ・ニスカネン(KATRINISKANEN)

カトリ・ニスカネンは、2009年の「Project Runway Finland」初代優勝者のカトリ・ニスカネン(Katri Niskanen)が2010年に設立したファッションブランド。スカンジナビアらしいエレガンス、彫刻的なドレーピングなどが特徴。参考価格はイブニングドレスが400ユーロ前後、パンツが200ユーロ前後、サテンTシャツが160ユーロ。上品でフェミニンな装いを日常的に楽しみたい方などにおすすめのブランドです。

営業時間:11:00〜18:00(土曜日は16:00まで)※日・月は定休日
住所:Fredrikinkatu 41, 00120 Helsinki(地図
アクセス:トラム「Fredrikinkatu」駅から徒歩1分
公式サイト:https://katriniskanen.com/

6. ノーメン・ネスキオ(Nomen Nescio)

ノーメン・ネスキオは、2012年にヘルシンキで設立されたミニマリズムを追求するデザインスタジオ。ブランド名はラテン語で「名前を知らない者」を意味し、ジェンダーニュートラルかつタイムレスな黒い服を提供しています。参考価格はコートが500ユーロ前後、パンツが260ユーロ前後、Tシャツが90ユーロ。シンプルかつ高品質でずっと愛用できる服を探している方におすすめのブランドです。

営業時間:12:00〜18:00(土曜は11:00〜17:00)※日曜は定休日
住所:Fredrikinkatu 39, 00120 Helsinki(地図
アクセス:トラム「Fredrikinkatu」駅から徒歩1分
公式サイト:https://nomennescio.fi/
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7. ピーロンキ(Piironki)

ピーロンキは、1978年に設立されたライフスタイルブランド。もともと女性起業家による雑誌読者向けの雑貨企画から始まり、現在はインテリア及びライフスタイル製品を展開しています。環境に配慮した素材や北欧デザインのテイストを取り入れた商品が中心で、暮らしを彩る実用的&トレンディな北欧雑貨が人気。

参考価格はリネンパンツが129ユーロ、リネンシャツが89ユーロ、サーモスボトルが24ユーロ、キャンドルホルダーが11ユーロ前後。機能性、デザイン性を重視したギフトを探している方におすすめのブランドです。

営業時間:11:00〜18:00(土曜は16:00まで)※日曜は定休日
住所:Bulevardi 11, 00120 Helsinki(地図
アクセス:トラム「Fredrikinkatu」駅から徒歩1分
公式サイト:https://www.piironki.com/

8. ヴィンマ(VIMMA)

ヴィンマは、ヘルシンキ発のサステナブルファッションブランド。オーガニックコットン、メリノウール、リサイクルポリエステルなどの自然・再生素材を使用し、衣料廃棄を抑えるサーキュラーエコノミーの観点で、裁断残布もアクセサリーに活用されています。製品はフィンランドもしくはバルト三国で製造されています。

参考価格はニットが199ユーロ、パンツが159ユーロ、Tシャツが79ユーロ。奇抜なデザインの服が目立ちますが、ニットなどは日本人が着ても違和感のないデザインのものもあります。柄物や色物の衣服を探している方におすすめのブランドです。

営業時間:11:00〜18:00(月・火は17:00まで、土は16:00まで)※日曜は定休日
住所:Fredrikinkatu 18, 00120 Helsinki(地図
アクセス:トラム1・2・3番線「Iso Roobertinkatu」駅から徒歩1分
公式サイト:https://www.vimmacompany.com/en/
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その他エリア

9. マキア(MAKIA)

マキアは、プナヴオリ(Punavuori)地区で2001年に設立された衣料品ブランド。厳しい北国の気候に適した素材にこだわり、シンプルかつ機能的なデザインを追求。ジャケット、コート、スウェットなどのベーシックラインからサステナブル素材製品まで、無駄のないデザインで長く愛用できる作りが特徴。参考価格はジャケットが200ユーロ、パンツが100ユーロ前後、Tシャツが50ユーロ前後。品質重視で長く着られる実用性を重視する方などにおすすめのブランドです。

営業時間:10:00〜19:00(土曜は18:00まで、日曜は12:00〜17:00)
住所:Mannerheimintie 22, 00100 Helsinki(地図
アクセス:トラム「Lasipalatsi」駅からすぐ
公式サイト:https://makia.com/

10. ミネ・ギュンゴル(MINE GÜNGÖR)

ミネ・ギュンゴルは、同名のジュエリーデザイナーが設立したブランド。全ての作品はヘルシンキのアトリエで組み立てられています。木製(フィンランド産バーチ合板)及びアクリル製アクセサリーが中心。ジュエリーの金属部分は非アレルギー性素材が使用されています。

孔雀のイヤリングやハート型のネックレスなど、奇抜ですが、いやらしさのないデザインが特徴。参考価格はイヤリングが25〜45ユーロほど、ネックレスが45ユーロ。動植物系の奇抜なデザインのジュエリーを探している方におすすめのブランドです。

営業時間:12:00〜17:00(金曜は16:00、土曜は15:00まで)※日・月・火は定休日
住所:Liisankatu 14, 00170 Helsinki(地図
アクセス:トラム「Snellmaninkatu」駅から徒歩2分
公式サイト:https://mine-gungor.myshopify.com/
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最後に

ヘルシンキには、長年愛され続ける老舗ブランドから、エシカルやジェンダーレスを軸にした新進気鋭のブランドまで、多彩な魅力が詰まっています。都市としての規模はコンパクトながらも、その分ブランド同士の距離が近く、街歩き感覚で巡れるのもヘルシンキならでは。

旅行の合間にショッピングを楽しんだり、現地でしか出会えないアイテムを探したりと、ブランド巡りは旅の楽しみを一層深めてくれると思います。北欧らしい美意識と実用性を併せ持つヘルシンキ発のブランドは、暮らしにさりげない彩りと心地良さを加えてくれるはずです。ぜひお気に入りのブランドを現地で見つけてみてください。

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