クラクフのおすすめ買い物スポット5選|旧市街の市場からショッピングモールまで

クラクフ

ポーランドの古都「クラクフ」は観光だけでなく、ショッピングも楽しめる魅力あふれる街です。

歴史と文化が息づく旧市街の市場や、洗練されたモダンなショッピングモールまで、多彩な買い物スポットが点在しています。地元の人々が日常的に訪れる活気ある市場では、新鮮な野菜や果物、伝統的な食材が手に入り、クラクフの暮らしを間近に感じることができます。一方、便利な立地にある大型モールでは、ファッションや雑貨、レストランまで幅広く楽しめ、観光中の買い物にも最適です。

本記事では、観光客にも地元民にも人気のある、おすすめの買い物スポットを5カ所厳選して紹介します。クラクフ滞在をより充実させるための買い物ガイドとして、ぜひ参考にしてください。

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クラクフの買い物スポット5選

1. 織物会館(Sukiennice)

織物会館は、中世から交易の中心として栄えた歴史的建造物です。かつては布地や香辛料、塩、絹などが取引されており、中欧の商人たちが集う重要な市場でした。現在はマーケット、博物館などとして利用されています。1階のマーケットでは木製の屋台に並ぶ琥珀製品やレース、手作りの民芸品など、ポーランドらしい土産物が豊富に揃っています。観光客に人気の定番スポットで、活気ある雰囲気の中で買い物が楽しめるのが魅力です。

営業時間:10:00〜18:00(月曜日は定休日)
住所:Rynek Główny 3, 31-042 Kraków(地図)
アクセス:トラム1・20・78番線「Teatr Bagatela」駅から徒歩6分

2. スタリ・クレパシュ(Stary Kleparz)

スタリ・クレパシュは、14世紀半ばに設立されたマーケット。現在クラクフで営業しているマーケットで最も古い。ポーランド産チーズ、生鮮食品、花、衣料品、家庭用品などが取り扱われています。さらに、ポーランド料理などが味わえる飲食店がある点もポイントです。

クラクフ中央駅の西側に位置していますが、筆者が訪れた際は観光客は少なく感じました。そのため、地元の人達の生活を垣間見たい方、現地料理を味わいたい方におすすめしたいマーケットになります。

営業時間:6:00〜18:00(土曜は15:00まで)※日曜は定休日
住所:Rynek Kleparski 20, 31-150 Kraków(地図
アクセス:トラム「Stary Kleparz」駅から徒歩2分
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3. グロツカ(Grodzka)通り

グロツカ(Grodzka)通りは、ヴァヴェル城と中央市場広場を結ぶ通り。中世から交易や宗教巡礼の道として栄え、当時の繁栄を感じさせる古い建築物が軒を連ねています。中央市場広場からヴァヴェル城やカジミエシュ地区に向かう際に通るため、多くの観光客が行き交っています。

そのため、Max MaraやPandora、陶器専門店「Kobalt」、数店のギフトショップなどが軒を連ねているほか、ポーランド料理レストラン、ポーランドのペイストリー「ポンチキ」などを販売しているPączkarniaなど現地料理が味わえる店舗もあります。美しい石畳の道や古い街灯が情緒を醸し出しており、街歩きをしながらお土産を選んだり、現地料理を味わいたい方におすすめしたい通りです。

最寄り駅:トラム「Wawel」駅、「Filharmonia」駅など(地図

4. ガレリア・クラコフスカ(Galeria Krakowska)

ガレリア・クラコフスカは2006年に開業したクラクフ最大級のショッピングモール。クラクフ中央駅及びバスターミナルに直結している利便性の高さがポイント。ZARAやボス(ヒューゴ・ボス)、マイケル・コースなどのファッションブランドから、家電、書店、薬局、スーパーマーケットまで幅広い店舗が揃っています。電車移動やバス移動の際の軽食を購入する場所、衣料品やスマホアクセサリーなど旅行の際のちょっとした買い物などで利用したいショッピングモールです。

営業時間:9:00〜22:00(日曜日は定休日)
住所:Pawia 5, 31-154 Kraków(地図
アクセス:クラクフ中央駅に直結
ホームページ:https://www.galeriakrakowska.pl/
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5. ガレリア・カジミエシュ(Galeria Kazimierz)

ガレリア・カジミエシュは、2004年に開業したユダヤ人街のカジミエシュ地区の東端に位置するショッピングモール。ベネトンやH&M、RESERVEDなどのファッションブランド、雑貨、化粧品、家電など多様なジャンルの店舗が揃っています。スーパーマーケット「カルフール」があり、そちらで昼食を購入し、近くの川沿いのベンチで食べるのも良いと思います。なお、清潔感のあるトイレが無料で利用できます。

営業時間:10:00〜21:00(日曜日は定休日)
住所:Podgórska 34, 31-536 Kraków(地図
アクセス:トラム「św. Wawrzyńca」駅から徒歩9分
ホームページ:https://www.galeriakazimierz.pl/

番外編・最後に

小市場広場(Mały Rynek)

小市場広場は、クラクフ旧市街に位置する広場。13世紀に旧市街の中央市場広場に次ぐ商業エリアとして整備され、商人や職人たちの活動の中心地として栄えました。現在も歴史的建造物が建ち並び、中世の雰囲気が色濃く残る空間になっています。

現在、小市場広場では毎年3月に「聖ヨセフの市(Kiermasz św. Józefa)」、チョコレートフェスティバル(Czeko Fest)が開催されます。伝統的なポーランドのチーズやソーセージ、手作りのアクセサリーや工芸品などを販売する店舗が並びます。3月下旬に開催されるチョコレートフェスティバルではポーランド全土から集まったチョコレート製品やスイーツが楽しめます。

その他、定期的にマーケットが開催されています。中央市場広場の聖マリア教会裏に位置しているため、クラクフ観光の際はマーケットが開催されていたらラッキーという感じでとりあえず覗いてみると良いと思います。

アクセス:中央市場広場から徒歩2分(地図
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最後に

クラクフでの買い物体験は、単なるショッピングにとどまらず、その土地の文化や人々の暮らしに触れる貴重な機会となると思います。

旧市街に位置する「スタリ・クレパシュ」や「小市場広場」では、歴史的な雰囲気の中で新鮮な食材やローカルな雑貨に出会え、観光とはまた違ったクラクフを感じることができます。「グロツカ」通りではおしゃれなブティックや土産店が軒を連ね、散策とショッピングを同時に楽しめる魅力があります。また、ショッピングモール「Galeria Krakowska」は利便性抜群です。

クラクフの買い物スポットはそれぞれに個性があり、観光の合間に立ち寄るだけでも新しい発見があります。市場の賑わいやモールの快適さなど、シーンに応じて選べる点も大きな魅力です。ぜひ本記事を参考に、クラクフで自分だけの買い物の楽しみを見つけてみてください。

なお、今回紹介した場所は以下のグーグルマップで確認してください。

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