ドイツの首都「ベルリン」はファッション、雑貨、グルメと多彩なショッピングが楽しめる都市です。
高級ブランドが揃う百貨店から、歴史ある市場やモダンなショッピングモールまで、買い物スポットも個性豊か。旅行中に訪れたい人気のエリアや施設を事前に知っておくことで、時間を効率的に使いながら、自分好みのアイテムを見つけやすくなります。
本記事では、観光客にも地元の人にも支持されるベルリンのおすすめ買い物スポットを5つ厳選してご紹介。ショッピングの合間にカフェや文化施設も楽しめる、魅力的なエリアばかりです。ベルリン旅行でお土産やファッションアイテムを探したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ベルリンの買い物スポット5選
1. クアフュルステンダム(Kurfürstendamm)
クアフュルステンダム(Kurfürstendamm)は、ベルリン西部に位置する全長約3.5キロの目抜き通り。通称「クーダム」とも呼ばれ、ベルリンのシャンゼリゼ通り称される通りには、ルイ・ヴィトン、ヘルメス、カルティエ、グッチなどのラグジュアリーブランドがブティックを構えています。洗練されたカフェ、レストランも多数あり、買い物とグルメの両方が楽しめる点もポイントです。
ブランド一覧(一部) | |
・BRUNELLO CUCINELLI | ・JIL SANDER |
・BVLGARI | ・Loro Piana |
・Cartier | ・LOUIS VUITTON |
・DIOR | ・Marina Rinaldi |
・ETRO | ・Max Mara |
・GIORGIO ARMANI | ・MONCLER |
・GUCCI | ・PHILIPP PLEIN |
・HERMES | ・PRADA |
・IWC Schaffhausen | ・ZEGNA |
2. カウフハウス・デス・ヴェステンス(Kaufhaus des Westens)
カウフハウス・デス・ヴェステンス(Kaufhaus des Westens)は、1907年に創業したベルリン西部にあるヨーロッパ最大級の老舗百貨店。通称「KaDeWe(カーデーヴェー)」とも呼ばれています。ルイ・ヴィトン、シャネル、クロエ、ヴァレンティノ、フェンディ、バーバリーなどのブランドをはじめ、ファッション、化粧品、インテリア、グルメまで多彩な商品が揃っています。
特にフロア6(7階)のフードフロアは世界中の高級食材やデリカテッセンが集まり、観光客にも人気のスポットです。最新のリニューアルにより、より洗練された空間へと進化し続けており、ベルリンのラグジュアリーショッピングを象徴する存在となっています。なお、Leysiefferなどのチョコレート、KaDeWeオリジナル商品などがお土産として人気です。
■フロア情報
グランドフロア(1階):ハイブランドのブティック、化粧品など
フロア1(2階):紳士向けフロア(男性用トイレあり)
フロア2(3階):婦人向けフロア(女性用トイレあり)
フロア3(4階):婦人向けフロア
フロア4(5階):子供向けフロア
フロア5(6階):キッチン用品、文房具、免税サービスなど
フロア6(7階):食料品など(男女用トイレあり)
フロア7(8階):レストランなど(男女用トイレあり)
※階数の数え方が日本とは違うので注意、かっこ内には日本の階数を表示しています。
3. モール・オブ・ベルリン(Mall of Berlin)
モール・オブ・ベルリン(Mall of Berlin)は、2014年に開業したベルリン最大級のショッピングモール。ポツダム広場近くに位置し、ZARAやH&Mなどの人気ファッションブランドに加え、レストランやカフェも充実しています。
・フードコートが充実している?
特にフロア2(3階)のフードコートではケバブ、アジア料理、ハンバーガーなどの多国籍料理が楽しめます。筆者は平日12時の昼食時に訪れ、インドカレー(チキンカレーが8.5ユーロ、ビンのコーラが2.8ユーロ)を食べました。多くの店舗(30くらい?)がありましたが、普通に席を確保することができました。
・トイレ利用に1ユーロ?
マイナス点はトイレの利用料が1ユーロかかることが挙げられます。なお、トイレはクレジットカードのタッチ決済に対応しているため、小銭を使う必要はありませんが、トイレ利用に1ユーロはやや高いという印象を受けました。
4. ダスマン文化百貨店(Dussmann das KulturKaufhaus)
ダスマン文化百貨店(Dussmann das KulturKaufhaus)は、ミッテ地区にあるドイツ最大級の文化専門百貨店。本、音楽、映画などのカルチャー商品を豊富に取り揃えています。読書スペースやカフェもあり、ゆったりと過ごせる空間が広がっています。
・トイレが無料!
さらに無料のトイレが利用できる点が好ポイント。ブランデンブルク門、ペルガモン博物館、ベルリン大聖堂といった観光スポットが徒歩圏にあるため、トイレスポットとして押さえておくと安心です。
5. マルクトハレ・ノイン(Markthalle Neun)
マルクトハレ・ノイン(Markthalle Neun)は、クロイツベルク地区にある1891年に開設された歴史的な屋内マーケット。地元生産者による新鮮な食材やオーガニック製品、パン、チーズ、肉製品などが販売されているほか、ドラッグストア「dm」がある点もポイント。
・飲み食いがメイン
その中で、こちらのマーケットは飲み食いがメインになります。ワインやカクテルを提供している店舗、パスタやパン、マンティなどの食事を提供している店舗があります。筆者が訪れた15時前は席に余裕がありましたが、食事時は席が足りなくなる感じでした。ローカル志向の強い方におすすめしたいマーケットです。
最後に
以上、今回はベルリンの買い物スポット5選をご紹介しました。老舗百貨店「カーデーヴェー」からモダンなショッピングモール「モール・オブ・ベルリン」、個性的なマーケット「マルクトハレ・ノイン」、ダスマン文化百貨店まで、多彩な場所が揃っています。
各スポットは品揃えの豊富さや雰囲気の違いが魅力で、観光や日常のショッピングにも最適です。ベルリンならではお土産やファッションアイテムも見つかるため、旅行の思い出作りにぜひ訪れてみてください。効率的に回るためのポイントも押さえて、充実したショッピング体験をお楽しみください。