トビリシの治安を一刀両断!悪態をつくツアーの客引きに要注意?

トビリシ

ジョージアの首都「トビリシ」は安全?それとも危険?

みなさんはトビリシの治安についてどのような印象をお持ちですか?ジョージアはロシアと国境を接しているため、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を心配している方がいるかもしれません。

今回は2024年に筆者がトビリシの治安について調査。筆者が取材を通して感じた観光客が注意すべきポイントなどを解説しています。筆者が撮影した写真と共にポイントを紹介しますので、トビリシ観光を計画されている方はぜひ参考にしてください。

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最初に危険レベルを確認しよう

安全情報

※出典:外務省の海外安全ホームページ

海外旅行に行く前(計画する前)は、必ず「外務省 海外安全ホームページ」で滞在予定地の危険レベルを確認してください。

トビリシは2024年6月2日現在、レベル1「十分注意」で注意喚起が行われています。レベル1は渡航中止勧告ではなく、渡航は制限されていません。香港やジャカルタ、イスタンブールなどもレベル1で注意喚起が行われています。ただし、ロシア法とも呼ばれる「外国の代理人」法案を巡ってデモが発生するなど、同法案を巡る行方には十分注意する必要があります。

なお、海外安全ホームページでは、日本の外務省がレベル1「十分注意」、レベル2「不要不急の渡航は止める」、レベル3「渡航中止勧告」、レベル4「退避勧告」の4段階評価で各地域の安全情報を開示しています。

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トビリシの治安について

トビリシの安全度(5段階評価):★★★

トビリシの安全度は「問題なし」となる星3つで評価しています。こちらについては、通常の観光で観光客がスリなどの軽犯罪以外の犯罪(傷害など)に巻き込まれるか否かを基準にしています。

北はジョージアのクロニクル、南はサムゴリ・バザール周辺のエリアを調査しましたが、薬物中毒者やホームレスがたむろするような場面に出くわさなかったため、治安面に不安を感じることはありませんでした。ただ、街自体がかなり荒廃している印象を受けたため、路地で一人になると「不気味さ」を感じることはありました。

これから筆者が感じた以下の観光客が注意すべきポイントを解説していきます。

  • 公園に人糞あり?!
  • 悪態をつくツアーの客引き?
  • 運転マナーの悪さに要注意?
  • トビリシは花粉天国?
  • 出国時に起こった屈辱的なこととは?
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公園に人糞あり?!

こちらの写真はトビリシ中心部から南東に行った「Abo of Tiflis memorial」付近の公園です。筆者は近くのカルフールで食事を購入し、こちらの公園で食べていました。ホームレスの人達はいませんでしたが、人糞があったため、夜にこちらの公園付近を訪れる方は注意した方が良いかもしれません。

悪態をつくツアーの客引き?

写真はトビリシの観光の中心地で、メイダン・バザール(მეიდნის ბაზარი)入口付近になります。筆者がメイダン・バザールに行く際、写真中央の男(その際は4人)にツアーはどうかと声を掛けられました。筆者がNo Thank Youと言うと、筆者に向かって暴言を吐くということがありました。彼らはメイダン・バザール入口を縄張りにしているようで、見かけた際は注意した方が良いです。間違ってもツアーに参加しないでください。

なお、トビリシで仕事を探すのは難しいようで、街中には本当に多くのツアー勧誘者がいます。どこに行ってもツアーはどうかと聞かれます。嫌になるくらいツアーの勧誘があります。

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運転マナーの悪さに要注意?

写真はトビリシ動物園からトビリシ国立大学に向かう際に通るVaraziskhevi通りです。歩道でもお構いなしにバイクが走り去っていきます。バイクの歩道走行はジョージアでも違反だと思いますが、このようなことがあるので、歩道を歩いている際も注意しなければいけません。

バイクのみならず、車の運転マナーもかなり悪いです。配車アプリを利用した際も無理な追い越しは当たり前でした。また、横断歩道は100%車優先で、間違えても停車してくれると思ってはいけません。歩道が青信号でも突っ込んでくる車が多く、それは歩行者が子供でも関係ありません。現にレストラン「Tabla」近くのスーパー「SPAR」横で、少年が青信号で渡っていた時に邪魔だと言わんばかりにフォードのSUVが突っ込んで行っていました。

トビリシは花粉天国?

治安に直接関係はありませんが、トビリシには多くの杉?が植えられています。筆者は花粉症で毎年3月に海外取材をしていますが、ジョージア=杉という印象がなかったため完全に油断していました。

トビリシは遠くが霞むほど花粉もしくは砂埃がすごく、スマートフォンを出して調べていると、画面中にホコリが付きます。さらに車は旧車ばかり走っているため、排気ガスがすごいです。そのため、滞在中は目のかゆみと鼻水に悩まされました。ジョージアも3月が花粉シーズンだと思われるため、花粉症の方は滞在時期に注意してください。

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出国時に起こった屈辱的なこととは?

出国時の荷物検査前にパスポート、航空券を確認する20代の女職員がおり、筆者は彼女にパスポートと航空券を渡しました。すると筆者の名前が面白かったのか、大笑いし始め、パスポートを掲げながら同僚に見せに行くということがありました。パスポートを2分ほど業務とは無関係に取り上げ、馬鹿笑いをしていたことは殺意を感じるほど頭にきました。

筆者は世界中の空港を利用してきましたが、このようなことをされたのはトビリシが初めてです。そのようなことをされると思っていなかったので対応はできませんでしたが、次回は絶対にビデオ撮影をして証拠を残そうと思います。

この女を含めて、人当たりの良いジョージア人はいません。知り合いのジョージア人に空港で起こったことを話しても、「何かの間違いだ、ジョージア人は人種差別をしない」と言い、ジョージアを肯定することしか言いませんでした。深く関わればジョージア人は良い人だと言う人がいますが、観光でそれを感じることはほぼ不可能です。

人で評価するのであれば、数十カ国行った中でジョージア人はワースト3に入ります。

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最後に

トビリシには多くの野犬がいましたが、攻撃的な個体は少なかったです。中心部は問題ありませんが、ジョージアのクロニクル近くには吠えて威嚇してくる個体が複数いたので、中心部以外では野犬に注意する必要があります。

トビリシにはしつこいツアー勧誘、マナーの悪いドライバーなどがいますが、観光をしていて犯罪に巻き込まれる可能性は低いと感じました。男性であれば一人でも普通に街ブラが楽しめます。その一方、愛想の良いジョージア人は皆無です。筆者のように最悪な空港職員に遭遇する可能性もあります。トビリシを訪れる方はそのようなことを念頭に置いておくと良いかもしれません。

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