バレンシア(València)はスペイン東部の海岸線に位置し、マドリード、バルセロナに次ぐスペイン第3の都市です。
バレンシアと言えばオレンジが有名ですが、世界遺産「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ(la Lonja de la Seda)」(※)を中心とする美しい旧市街の街並みを求め、多くの観光客が訪れる都市でもあります。今回はそんなスペイン・バレンシアの高級ブランド店について紹介していきます。
※ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ(la Lonja de la Seda)は1482年~1548年に建設された商品取引所で、1996年にユネスコの世界遺産に登録されています。
バレンシアのブランド店について
バレンシアにはザラ(ZARA)やベルシュカ(Bershka)などザラ系ブランドが多くあり、それらファストファッション系ブランドがショッピングのメインになると言えます。
その一方、ブランド数は決して多くはないものの、ポエタ・ケロル通り(Carrer del Poeta Querol)にはルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)などのブティックがあるほか、スペインの大手百貨店「エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)」でもブランド品が取り扱われています。
今回は、ポエタ・ケロル通り(Carrer del Poeta Querol)、エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)で展開しているブランド一覧を紹介します。
ポエタ・ケロル通り(Carrer del Poeta Querol)
パウ通り(Carrer de la Pau)とピントール・ソローリャ通り(Carrer del Pintor Sorolla)を結ぶ全長約350メートルの通り。途中からマルケス・デ・ドス・アグアス通り(Carrer del Marquès de Dos Aigües)に名前が変わります。
バレンシア観光の中心地となるレイナ広場(Plaza de la Reina)からほど近く、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)などの人気ブランドがブティックを構えています。さらに、通りの入口(パウ通り)にはキャロライナ・ヘレラ(Carolina Herrera)のブティックがあります。
なお、バレンシア生まれの詩人「ヴィセンテ・ヴェンセスラオ・ケロル(1836年~1889年、Vicente Wenceslao Querol)」が名前の由来になっています。
■ブランド一覧
- ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)
- リヤドロ(Lladró)
- ロエベ(LOEWE)
- ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés de Centro Comercial Pintor Sorolla – Colón)
コロン(Colón)駅近く、ドン・フアン・デ・オーストリア通り(Carrer de Don Juan de Austria)沿いにある百貨店。造り自体は日本の百貨店とあまり変わらず、1階(フロアB)には化粧品や香水、ジュエリーなどが並び、2階(フロア1)には婦人服、3階(フロア2)には紳士服や靴(婦人靴含む)、4階は若者ファッションなどが揃えられています。
そのほか、6階(フロア5)まであり、子供服や各種スポーツ用品、地下にはスーパーマーケットなどもあります。滞在中はショッピング時のトイレ休憩なども含め、観光客にとって強い味方になる百貨店と言えます。
取り扱いブランド一覧 | |
・ARMANI ・BVLGARI ・Calvin Klein ・COACH ・DKNY ・DIESEL ・Dolce&Gabbana ・Ermenegildo Zegna ・ESCADA ・FURLA ・GUCCI ・HUGO BOSS ・KENZO ・LOEWE |
・LONGCHAMP ・MARC JACOBS ・Max Mara ・MICHAEL KORS ・Oscar de la Renta ・Paul Smith ・PRADA ・RALPH LAUREN ・TAG Heuer ・TOM FORD ・TOMMY HILFIGER ・VALENTINO ・VERSACE ・ZADIG&VOLTAIRE |
最後に
上記以外にも、コロン通り(Carrer Colón)にはザラ(ZARA)やH&Mなどファストファッション系ブランドのほか、アップルストア(Apple Store)などもあります。
さらに、ドン・フアン・デ・オーストリア通り(Carrer de Don Juan de Austria)にもファストファッション系ブランドのショップやディズニー・ストア(Disney Store)などがあります。
ハイブランドのみならず、バレンシアはショッピングを満喫できる都市と言えるでしょう。